手前の鞍部の高まり部分に,はっきりとした円弧状の小規模な地すべり頭部の凹地が見える.その右側斜面は大規模な地すべりの頭部滑落崖である.
写真11 山頂の安山岩
白色の斜長石と黒色の輝石からなる安山岩である.
写真12 山頂の板状安山岩
山頂の安山岩は板状節理が発達し,西(右)に20゚ほどで傾斜している.左は大規模地すべりの滑落崖である.
山頂のハイマツに混じってフランスギク(いわゆるマーガレット)が白い花を咲かせている.
写真13 ハイマツ帯
標高1260m付近の北斜面にはハイマツ帯が広がる.山麓の段丘(徳舜瞥砂礫層)には牧草地が広がっている.