石狩川

 石狩川は信濃川,利根川の次ぐ日本第三の長さを持つ川です.流域面積は14,327km2で利根川に次ぎ日本第二の広さを持ちます.源流は,大雪連峰の南東にある石狩岳(標高1,967m)の西付近にあります.石狩岳は二つのピークがあり南側が最も高く標高1,967mで,その北側のピークは標高1,966mです.石狩岳の北15km付近にアースダムである大雪ダムがあり,この付近で由仁石狩川,ルベシナイ川と合流しています.  
 大雪山の溶結凝灰岩の柱状節理に囲まれた渓谷,層雲峡を形成して上川盆地に流れ込みます.ここでは,忠別川,美瑛川などと合流し,蛇紋岩などで形成される神居古潭峡谷を通って,雨竜町で雨竜川と砂川で空知川と合流します.雨竜川と合流する付近までは,ほぼ西南西に流れてきた石狩川は,この付近で南に流路を変えます.砂川付近から流路の両側に広がる低地が広くなり,江別市で夕張川と合流して北東に流れを大きく変え,石狩湾に注いでいます.


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(2005年4月23日作成)


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